Wooud Alquaied
サウジアラビア王国は、首都リヤドにて世界経済フォーラム(WEF)のハイレベルグローバル会議を定期開催し、第1回目の会議が2026年春に予定されていることを本日発表しました。この発表は、スイス・ダボスで開催されたWEF年次総会2025の最終日に、サウジアラビア王国・経済計画大臣のファイサル・F・アリブラヒム閣下と、WEF会長のボルゲ・ブレンデ氏によって行われました。
リヤドで開催されるWEFグローバル会議は、産官学各界に加えて、国際機関、市民社会などの多分野にわたるグローバルリーダーや専門家、政策および意思決定者が集まり、世界が直面する課題に取り組むための重要なプラットフォームとなることが期待されています。
ファイサル・F・アリブラヒム経済計画大臣は、本発表に関して次のようにコメントしました。
「サウジアラビア王国が定期的なWEFグローバル会議を主催することは、サウジアラビア王国が対話、連携、革新のためのグローバルプラットフォームとして成長している証であり、そしてWEFが提供し続けている価値でもあります。この会議は、未来に広がる大きな可能性を共有し、世界を団結させる重要な機会となるでしょう。」
ファイサル・F・アリブラヒム経済計画大臣は、さらに次のように述べました。
「現在のグローバル経済が重要な局面を迎える中で、私たちは目の前に広がる好機に刺激を受けるとともに、協働によってすべての人々にとってより明るく、より包括的で繫栄した未来を築くことができると確信しています。2026年春に、再び世界中の皆様をサウジアラビア王国でお迎えすることを楽しみにしています。」
WEF会長兼CEOのボルゲ・ブレンデ氏は、次のように述べました。
「WEFは、2026年にサウジアラビア王国に戻ってくることを楽しみにしています。この発表をもってWEF年次総会2025を締めくくることは、今後数年間の重要な道筋を示します。今後数ヵ月で私たちが成し遂げる進歩は、短期的な成果をもたらすだけでなく、長期的な方向性を形作るでしょう。」
2024年4月にリヤドで開催されたWEF特別会議の成功を踏まえたこの新たな展開は、サウジアラビア王国がグローバルアジェンダを形成する中心的役割を果たしていることを示しています。先進国と新興国の間の対話を促進し、包括的な世界成長を推進するという強いリーダーシップと意志を持つサウジアラビア王国は、WEFコミュニティとともに複雑なグローバル規模の課題に取り組む上で理想的な主催国です。
リヤドで定期開催されるWEFのグローバル会議は、南北・東西をつなぐ重要な架け橋、そして建設的な対話と行動の推進役であるサウジアラビア王国の役割を示し、世界的に重要なイベントとして定着することが期待されます。
Wooud Alquaied